全国に分布し、三枚山にも自生していますが数は多くありません。樹高30m、幹の直径が1m以上にもなる高木です。葉も大きく、葉身の長さ20〜40cm、幅は10cm〜20cm近くになります。葉は枝先にまとまって輪生状につきますが、実際には互生しています。葉の形は倒卵状の楕円形で、葉の裏側は粉っぽい白色をしています。花は初夏に咲き、開花当初は白色をしていますが、徐々に淡黄色になっていきます。花には芳香があると言われています。
植林の多い三枚山ではホウノキは雑木の1つとして扱われ、スギやヒノキ、またマツなどの成長を阻害するとして伐採の対象になってきました。そのため数は少なく、大きな木もありません。 |