コゴメウツギ


バラ科コゴメウツギ属の落葉低木
全国に分布。幹は灰褐色で新枝は赤味を帯びます。幹や枝には縦筋があります。よく枝を分け、下部の枝で地面につくものは、その部分で根を出します。樹高はせいぜい2mほどで、縦よりも横に広がる樹木です。葉は互生し、葉身は三角状広卵形をしています。葉の縁は浅~中裂し、裂片には鈍頭の鋸歯があります。葉の裏面は表面に比べ白っぽい色をしています。また葉の先端は長く尾状にのびています。花は新枝の先に円錐花序をつくって、ややまばらにつきます。花は小さく、花色は白色で、萼片も白色をしています。果実は球形の袋果で、秋に熟します。三枚山では林道縁などに点々と生育しています。


コゴメウツギ
コゴメウツギの花(2017年5月)

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