オオハナワラビ


ハナヤスリ科ハナワラビ属の多年草(冬緑性)
オオハナワラビは山地の木陰などに生え、群生していることも多いシダです。この仲間は葉に2形あって、光合成をする栄養葉と、胞子をつける胞子葉です。栄養葉は水平に展開し、胞子葉は直立します。よく似たものにフユノハナワラビがありますが、フユノハナワラビは陽当たりの良い草地を好み、栄養葉につく小羽片の裂片の先端が鈍頭です。オオハナワラビの裂片の先端は鋭頭です。


オオハナワラビ
葉には胞子葉と栄養葉の2形があるオオハナワラビ(2015年12月)

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