サルトリイバラ
サルトリイバラ |
|
|
ユリ科サルトリイバラ属 |
落葉半低木 |
花期は4〜5月頃 |
花の色は淡黄緑色 |
ツル性 |
平地や山地に自生 |
サルトリイバラはユリ科の落葉ツル性の樹木です。ツルには鋭いトゲがあり、トゲや巻きヒゲを他の木などにひっかけながら生長します。三枚山ではいたるところで見られ、山の手入れの時にはこのトゲが刺さったり、トゲで引っかき傷を負ったりするため、どちらかというと嫌われ者です。
雌雄異株で、花の後、秋に赤く熟した果実が見られるのは雌株です。大きな艶のある葉は美しく、赤い果実をつけた枝は、生花に利用されることがあります。また園芸では斑入り葉のものが販売されていたりします。
花は早春に咲き、それは新葉の展開途中の時期であり、花と葉の淡い色合いが美しいツル植物です。
|
サルトリイバラ |
|
|
太い根茎 2013年3月 |
新葉とツボミ 2013年4月 |
|
|
若い果実 2011年6月 |
熟した果実 2012年11月 |
|
斑入りサルトリイバラ
三枚山で見つかりました。まだ50cmに満たない大きさだったので、自宅に持ち帰って鉢植えしました。
サルトリイバラはユリのように、地下深くに根茎があります。採取の際にその根茎が折れてしまったので、ちゃんと根付くか心配しています。
まだ他にもあるかと探しましたが、今のところは見つかっていません。
(2012年6月中旬)
|
三枚山産 |
|