タムシバ


モクレン科モクレン属の落葉小高木

陽当たりの良い山の斜面に多く生育しています。樹高は10mを超えるものが見られます。タムシバはコブシとそっくりですが、コブシには花の直下に1枚の葉がつき、タムシバにはつきません。三枚山にコブシは自生していません。

 まだ山が新葉の季節を迎える前に咲くタムシバの白い花は、遠くからでもよく目立ちます。ただ花が終わると、山ではまったく目立たないので、雑木の1つとして、植林地の近くではよく伐採されてしまいます。
 自然分布域は本州、四国、九州の山地です。


タムシバ
早春に咲くタムシバ(2016年4月)

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