三枚山便り2015.05.29

		サツキ　この時期、庭の必須アイテムと言っても過言ではないサツキは、もうしばらくは見頃です。
		カラー　もう５０年以上も前から、毎年同じ場所で花をつけるカラーは、まだ咲き始めです。
		ヤマアジサイ（青）　右京区京北に自生していたものを挿し木して３年目。淡いブルーが美しい最もポピュラーな花色のヤマアジサイです。
		ヤマアジサイ（白）　これも右京区京北に自生していたものを挿し木して３年目。両性花まで白いものはあまり見かけません。
		ヤマアジサイ（赤）　装飾花が赤くなるタイプ。南丹市美山町に自生していたものを挿し木したもの。植栽では山で咲いているような鮮やかな赤がなかなか出ないのが残念なところです。
		ヤマアジサイ（赤）　上のものと同じタイプ。両性花はブルーです。
		オモト　オモトもこの時期に開花しますが、これがオモトの花です。
		マタタビ　ネコ科の動物が泣いて喜ぶマタタビは、挿し木して４年目にして初めて花をつけました。白くて下向きに咲く姿はお茶の花のようです。
		マタタビ　同じマタタビです。マタタビの特徴である新葉の白化も今年初めて現れました。頻繁に枝を切って小さく育てるようにしていますが、少し大人の木になってきたのかも知れません。
		ナルコユリ　ナルコユリは三枚山にも自生しています。山ではシカの食害がひどくて、なかなか花を見ることができません。

		クモキリソウ　三枚山では２ヶ所で自生を確認していたのですが、近年の台風や大雨で流出してしまいました。家では毎年開花して、株数も多くなってきました。
		ジガバチソウ　ジガバチソウも毎年開花しますが、クモキリソウほど数は増えていません。しかし少しずつですが確実に増えてきています。三枚山で現在確認できるジガバチソウの数は１０株足らずです。
		オオイワチドリ　購入して以来、毎年芽は出るものの花をつけなかったオオイワチドリです。今年は置き場所を変えたのが良かったのか２輪開花しました。オオイワチドリは毎年新しい偽鱗茎を１個ずつつくるようで、１年毎に倍々と増えていきます。
		キリンソウ　去年は咲かなかったキリンソウが今年は花を見せてくれそうです。現在小さな植木鉢で育成していますが、この野草は地植えの方がいいのかも知れません。
		コモチマンネングサ　コモチマンネングサは雑草です。植栽した記憶がありません。物凄い勢いで増殖するので駆除し切れないのが現状です。陽当たりの良い悪いに関係なく増殖します。
		ニワゼキショウ　ニワゼキショウは最初は２～３本を鉢植えしたもので、これも現在は雑草の仲間入りをしています。駆除が難しい外来種です。
		ドクダミ　我が家ではドクダミも雑草です。庭中どんなところにも生えています。背も４０cmほどに高くなるので、他の植物の生育に支障が出ます。地下茎は旺盛にのびて増殖し、引っこ抜こうと触ると薬くさ～い臭いが染みつきます。
		ムラサキサギゴケ　ムラサキサギゴケの花期は過ぎ、現在はまばらに花をつけています。雑草と言えなくもありませんが可愛い花です。
		ツルアリドオシ　光の加減で花色が赤っぽく見えますが、実際は白色です。今が花の盛りです。
		ユキノシタ　ユキノシタも花の盛期を迎えています。ユキノシタは匍匐枝でよく増えます。
		トウゴクシソバタツナミソウ　花期に突入しました。花が無くても葉だけできれいなタツナミソウですが、花色の紫はいいアクセントになります。
		ヒツジグサ　小さなひょうたん池の中で、窮屈な想いをしながらも花をつけてくれました。この花には多くのハナバチが蜜を吸いにやってきます
		コウホネ　その小さなひょうたん池で、最も幅を利かせているのがコウホネです。これからしばらくは、次々と花茎が上がってきます。

ミカエリソウ（実生苗）

　シソ科テンニンソウ属の落葉低木で、樹高は１００cm程度になり、よく分枝します。秋に各枝先に花穂を立て、紅紫色の小さな花を密につけます。１度見た後に振り返ってもう１度見たくなるほど花が美しいというのが名前の由来です。山地の北側斜面に生え、日陰を好みます。十分生長するまでから花をつけるので、比較的小さな木でも花が期待できます。数量には限りがあります。１ポット１本の価格は￥１，０００（税込・送料等は別）です。ご希望の方はコチラからご連絡下さい。（分譲は終了しました。2016.11.13）