三枚山便り(2015.06.06)



 三枚山を歩いた記録や、育成中の草木の開花状況、山野草の分譲情報などを不定期に発信していきます。
なお、各ページの情報は生ものです。分譲情報などでは日付の古いものは、現在対応できないものもありますのでご了承下さい。

 今回は、現在三枚山で開花中の草木を中心に紹介していきます。

(以下の画像をクリックすると少し大きめの画像が出ます)




モチツツジ モチツツジ

 モチツツジは花の終盤にきています。標高400mほどの中腹でチラホラと見られる程度になりました。

ウツギ ウツギ

 ウツギも花期は過ぎようとしていますが、中腹より標高の高い地点ではまだ元気な花が見られました。

ネジキ ネジキ

 現在の三枚山で一番多く見られるのが、このネジキの白い花です。特に中腹より高い場所ではあちこちで見られます。

ミヤコイバラ ミヤコイバラ

 ミヤコイバラにはまだ多くのツボミもついていました。イバラの仲間は種を同定するのに苦労します。三枚山には花が少し小さいノイバラもたくさん自生しています。

 ミヤコイバラのページは未作成です。
クリ クリ

 三枚山には所々でクリの木を見ます。植栽されたものかどうかは不明です。クリの木にも花が咲き始めていました。

 クリのページは未作成です。
ブナ ブナ

 ブナの木に若い果実ができていました。


 ブナのページは未作成です。
ヒメヤシャブシ ヒメヤシャブシ

 ブナの隣にありました。ヒメヤシャブシも若い果実を結んでいました。ヒメヤシャブシは日本海側要素の樹木だということです。もともとの自生か、古い時代に植栽されたものかは不明です。

 ヒメヤシャブシのページは未作成です。
ミツバアケビ ミツバアケビ

 ミツバアケビの若い果実です。アケビの熟した果実は食べたことがありますが、ミツバアケビの果実はまだ食べたことがありません。こちらの方が美味しいという人もいるので、熟す頃に採りに来ようと思います。でもきっとヒヨドリのような鳥たちに先を越されるんでしょうね。

 ミツバアケビのページは未作成です。
ソヨゴ ソヨゴ

 ソヨゴは熟すと赤い果実をたくさんつけますが、花の数も半端ではありません。しかし花1個はとても小さくて目立ちません。ソヨゴの花期もそろそろ終わりです。





ササユリ ササユリ

 今回三枚山を訪ねた1番の目的は、ササユリが咲いているかどうかの確認でした。予想ではもう少し先だろうと思っていたのですが嬉しい誤算でした。三枚山でササユリを確認しているのはこの場所だけです。

 ふる里・口丹波の植物 ササユリのページはコチラです。
ジガバチソウ ジガバチソウ

 ジガバチソウは京都府のレッドデータ・ブックで絶滅危惧種にランクされている希少種で、三枚山には僅かに自生しています。今回、少し離れた場所で、新たに1株見つかりました。

 ふる里・口丹波の植物 ジガバチソウのページはコチラです。
シュンラン シュンラン

 シュンランの花後の姿です。葉は常緑なので特に花後でも変化はありません。シュンランは結実率が低くて、滅多に果実を見ることができません。この株のシュンランも花茎は折れ曲がり枯れていました。

 ふる里・口丹波の植物 シュンランのページはコチラです。
ミヤマウズラ ミヤマウズラ

 ミヤマウズラの花期は晩夏のお盆頃なので、まだ花茎も出ていません。三枚山で1番多く見られる地生ランです。

 ふる里・口丹波の植物 ミヤマウズラのページはコチラです。
斑入りシハイスミレ 斑入りシハイスミレ

 シハイスミレも斑入りシハイスミレも、中腹から山頂にかけて多く自生しています。スミレの花期は終わっていますが、閉鎖花は秋までたくさんつけて、多くの種子を落とします。画像の斑入りシハイスミレにも果実がついていました。

 ふる里・口丹波の植物 シハイスミレのページはコチラです。
クララ クララ

 三枚山を登る林道沿いでクララの開花が始まっていました。名前からは外来種のような印象を受けますが在来種です。根を噛むと有害な成分によってクラクラするというところから付いた名前のようです。こういった植物は動物達も忌避するので数は増えていきます。

 ふる里・口丹波の植物 クララのページはコチラです。
カナビキソウ カナビキソウ

 数え切れないほど三枚山を訪れていますが、カナビキソウとは初めて出会いました。カナビキソウは陽当たりの良い草地に生える半寄生植物と考えられています。京都府のレッドデータ・ブックで準絶滅危惧種にランクされていますが、比較的出会う機会の多い野草です。

 ふる里・口丹波の植物 カナビキソウのページはコチラです。
イチヤクソウ イチヤクソウ

 イチヤクソウも半寄生植物だと考えられています。確かに過去2度ほど育成を試みましたが失敗して枯らせてしまいました。そんなイチヤクソウは花期に入り、画像のものはまだツボミですが、開花株も確認できました。

 ふる里・口丹波の植物 イチヤクソウのページはコチラです。


山野草 分譲情報



ケアクシバ アクシバ(ケアクシバ)

 ケアクシバの開花が始まっています。まだツボミのついたポットもあるので今が旬だと思います。詳しくはコチラをご覧ください。


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