三枚山便り(2015.09.08)



 三枚山を歩いた記録や、育成中の草木の開花状況、山野草の分譲情報などを不定期に発信していきます。
なお、各ページの情報は生ものです。分譲情報などでは日付の古いものは、現在対応できないものもありますのでご了承下さい。

 今回は、栽培種10種の現況を紹介していきます。

(以下の画像をクリックすると少し大きめの画像が出ます)




ゲンノショウコ

 地植えのゲンノショウコがチラホラと咲いています。画像は白花で東日本では普通種のようですが、関西では赤紫色が普通で、白花は少し珍しい花になります。

セッコク

 セッコクは返り咲きの最中です。返り咲きとはいえ結構花数が多く、見応えがあります。

 セッコクの販売ページはコチラです。
タヌキマメ

 タヌキマメは1年草です。京都府では絶滅危惧種に指定されて、僅かに残された自生地も開発によって消失の危機に瀕しています。我が家では鉢植えのタヌキマメから落ちた種子があちこちで芽を出して、今年は多く咲きました。芽を出す条件は、年中土が湿っていることです。日向でもよく育ちます。
アカバナ

 最初はどこかに植栽したアカバナですが、数年経過して現在は雑草化しています。花壇やプランター、他の植物の植木鉢など、色んな場所で咲いています。
サネカズラ

 地植えしているサネカズラは元気いっぱいに生長して、花が咲き、現在は果実が色づき始めてきました。実を結ぶ木は雌株で、これは雌株を挿し木したものです。園芸の世界では雌株ですが美男カズラと呼ばれているようです。




アケボノソウ

 アケボノソウは2年草と言われますが、取り敢えず花が咲くまでは何年か生きています。生涯で花をつけるのは1度きりで、普通は最初の1年で太って、2年目に開花するようです。現在庭のアケボノソウはツボミが白く色づいてきた段階です。この株は開花後、晩秋には枯れますが、ここまで来るのに4年ほどかかりました。

キクバヤマボクチ

 キクバヤマボクチは背丈が1mを優に超える大型の野草です。少しアザミに似ていますが、葉にはトゲがありません。その代りにツボミはトゲトゲしています。開花すれば美しい花で、1株に多く咲くので個人的には大好きな野草です。残念ながら三枚山には自生していませんが、丹波周辺の山地にはとても多く自生しています。増殖は種子の採撒きで可能で、花は秋から晩秋にかけて開花します。
  ハグロソウ(白花)

 ハグロソウは夏からずっと花が見られます。1日花ですが、花期が長いためです。普通のハグロソウの花は紫色ですが稀に白花が見つかります。丈夫で気難しいところもなく、育て易い野草なので当サイトでは販売もしています。しかし現在は白花の販売を行っていませんが、数も増えてきたのでそろそろ分譲してもいいかなと思っています。
  フジバカマ

 ヒヨドリソウは早いものでは初夏辺りから開花しますが、フジバカマは今からです。ようやく開花が始まりました。アサギマダラの訪花を期待しているのですが、今年はどうでしょうか?
オタカラコウ

 オタカラコウが満開です。山地の渓流畔に生える湿生植物で、背丈は150cm以上のものにも出会います。年中水を切らさなければ育成は比較的容易ですが、大きくなるので地植えが適しています。


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