北海道南部、本州、四国、九州に分布。 三枚山には少ないですが、周囲の山には多く自生しています。 別名は卯の花。アジサイ科に分類されていることもあります。
ウツギ(空木)は枝の中が空洞になっているので、この名が付いています。空洞になっている分、材は軽く、若い枝は横に伸びる傾向にあるようです。口丹波地域では、6月上旬に花のピークを迎え、山全体が華やいだ感じを受けます。花は枝の先端に穂状となってたくさん咲きます。
挿し木で容易に増やすこともでき、日当たりの良い場所でも生育するので、民家の庭などでも見ることがあります。
花後にできる果実はお椀のような姿で、その中央に花柱という雌しべの一部が残り、独楽のような形をしています。果実は翌年の初夏まで古い枝に残っていることもあります。
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